こしひかりについて
東北地方以南の日本各地で栽培される品種です。1956年(昭和31年)水稲農林100号「コシヒカリ」として命名登録されました。
米の粘りが強く食味に優れる品種ですが栽培上倒伏(稲などが倒れること)しやすくまたいもち病などに弱いなどの欠点も併せ持ちます。
近年では海外での日本食ブームもあり、アメリカ・カルフォルニアでもコシヒカリの栽培が行われています。
コシヒカリと言う名前の由来は、北陸地方の国々を指す「越の国」と「光」の字から「越の国に光りかがやく」ことを願ってつけられた名前です。
田植え
田植え機で苗を移植しています。写真の田植え機は一度に7列植え付けできます。
水管理・除草・肥料まき
「水管理」稲作は水見半作(みずみはんさく)と言われるほど、田んぼの水加減の管理が重要になってきます。気温や天候、風、湿度を鑑みながら、その時の水の量を調整します。
「除草」雑草は、稲にとって天敵となる害虫の住処となります。除草=草刈りで、稲を害虫から守ります。
「肥料まき」稲が育つためには、窒素は、稲の体を大きくするために必要、カリウム、リンは稲の体を丈夫にするために必要です。経験と農協などの専門家との情報交換しています。
収穫
「収穫」コンバインで稲を刈り取り、脱穀して、タンクに稲もみを貯めていきます。収穫時期は、稲の穂がでることを出穂(しゅっすい)と言いますが、稲穂が出て、コシヒカリで積算温度が950度~1050度ぐらいが刈り取り時期の目安です。稲穂が頭をたれたころは、刈り時期です。
乾燥・脱穀
「乾燥」稲刈り後乾燥機で乾燥させます。稲を収穫するときのお米の水分が約24%~28%と高水分となっており、14.5%になるまで乾燥します。遠赤外線は天日干し同等の乾燥効果が得られ、お米を炊いたときの見た目がみずみずしく、美味しくなります。
「脱穀」お米の籾殻を取ることを脱穀といいます。脱穀したお米を玄米と言います。遠心力の力で籾殻を取るため、玄米の見た目はとてもきれいな状態となっています。
石除去
稲刈りをするとき、よく熟れた稲は穂が重たくなっているため、地面すれすれまで傾いていることがあります。場合によっては倒れかけていることもあります。お米としてはよく熟れていて美味しいのですが、地面に近い状態で稲刈りすると、田んぼの表面の小石も一緒にコンバインの中に混ざってしまうことがあります。籾と同じ大きさもしくはそれより小さい石は、脱穀した後も残っていることがあるため、念のため、石抜き機にて石抜き処理を行うことで、食べたときに「ガリッ」と石を食べることがないように対策をしています。
精米
食卓で見かける白いご飯は、玄米を精米(表面をけずり、ぬかを取る)することで、白いお米となります。精米機に玄米を投入し、精米機の中に玄米の表面を削るロールを通過して、白くなったお米が出てきます。